田上神社

神郷田の上

大年神、倉稲魂、大山祇大神、鹿屋野姫命、五十猛命、予母津事解男命を祀り
五穀の神として里人の信仰を受け田神宮と呼ばれ、また後に奈良原さんと
呼ばれていたこともあるが、田の上の産土神であることから
田之上神社と呼ばれるようになった。

祭神   大年の神    倉稲魂神

      大山祇大神  鹿屋野姫命

      五十猛命    予母津解男命

創立は大変古く神亀5年(728年)と言われている。
紀伊の国熊野の神を勧請し田上神社と称し、権現神社とも山神宮とも唱えられ、国守河野対馬守の神田加増の墨印を附している。
室町・江戸時代には白山権現及び石鎚権現と相並んで、遠近の人々にも福寿の神として尊敬されていた。
しかし、天正13年(1585年)小早川隆景の四国征伐以後、神領社式等廃没し田神を田上と読み今日に至っている。現在の本殿・拝殿は、昭和12年に再建されたものである。  

境内には田の上太鼓台の太鼓蔵があります。