太鼓台の構造

天幕

宇宙を示し、紅白は太陽の輝きを示すと言われている。

くくり

雲を示すと言われている。

雨を示すと言われている。

四本柱

天上を支える柱で、東西南北を表現しているといわれている。

高さ

約5.4m

長さ

約11.0m

約3.4m

重さ

約2.5t

指揮者

通常4人

太鼓係

通常2人

重係

通常4人

舁夫

約150人

 

太鼓台従事者

○総責任者

太鼓台の先頭に立ち、地上から太鼓台の運行を指示する人たちです。

○指 揮 者

普通前後2人ずつ計4人が「かき棒」の上で、太鼓台の進行、演技方法を笛と指揮棒(手旗)と威勢のいい掛け声によって「かき夫」に伝える人たちです。

○太 鼓 係

太鼓台の内部に吊られ固定された太鼓を、普通、2人が向かいあってたたいています。「指揮者」の指示により、たたき方を変化させ「かき夫」の盛り上がりを誘います。

○重  係

太鼓台が巨大化し、障害物撤去などの必要が生じたため、「重」の上に乗ってそれらの業務を行っている人たちで、普通、前後2人ずつ計4人が「くくり」周辺に配置されています。

○か き 夫

揃いのハッピを着て、太鼓台の「かき棒」を支え、「指揮者」の指示で太鼓台を担ぎ上げたり、差し上げたりする人たちで、1台あたり約150人の「かき夫」がいます。

○運 行 係

太鼓台の運行を「かき棒」の先端である棒端で調整する人や、観衆の中で危険のないように太鼓台の進路を確保する人たちです。

○車  係

太鼓台の「台場」に設置する台車や二輪車を着脱する人たちです。

(1)太鼓の打ち方

「ドン・デン・ドン、(空拍)」の四拍子が基本です。

(2)かき夫の掛け声

 「チョーサージャー」、「ソーリャ、ソーリャ」、「ソーリャ、エイヤーエイヤー、ヨイヤサーノサーサー」などが基本的な掛け声です。
 なお、「チョーサ」とは「太鼓」という意味です。